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こんにちは。店長です。

下記の商品を新入荷しました。

 

・コロニー

・TIMEストーリーズ拡張:サントトマスデアキノ

 

また下記の商品を再入荷しております。

 

・アズール

・ツォルキン拡張部族と予言

・十二季節の魔法使い

・ウィウィルロックユー

・クトゥルフの呼び声フラックス

・ジャングルスピード

・新キングオブトーキョー

・ドブル

・花火

・レジスタンスアヴァロン

・エレメンツ

・シークレットムーン

・ラブレター

・ブラックストーリーズファニーデス

・ノイ

・アルゴート

・ハートオブクラウン

・NotMyFault!

 

よろしくお願い致します。

「ウォレット」
作者: マリー・フォート、ウィルフリード・フォート
メーカー:ホビージャパン
プレイ人数:2~7人
対象年齢:8才以上
プレイ時間:15~30分

 


 

みなさんおなじみまして。もしくは、はじめまして。
作家でフリーライターの、新井淳平です。
担当22回目となる今回のレビュー作品は、こちら。

『ウォレット』。
このゲームの鍵となるのは、そのものズバリ「財布」です。
なぜ財布? と思ったそこのあなた。

……説明しよう! ゲーム開始までのあらすじ!(個人的脚色アリ)

その晩、街一番の高層ビルディングでは、某マフィアのボスのバースデイパーティーが開催されていた。
しかし、宴もたけなわというとき、会場の扉が激しく外から叩かれる。
「警察だ!ここを開けろ!」
途端に会場は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。ボスは一目散に屋上へと駆け出した。
そして停めてあったヘリでそのまま逃走。自分だけ夜空の彼方へと消えてしまった。
問題は、取り残されたあなたたちプレイヤー。パーティーに参加していた面々だ。
ボスの後を追って屋上まで来たはいいものの、もうヘリはない。
目の前にあるのは、一個の財布だけだった。

ボスはヘリに乗り込む際、その場に財布を落としていったのだ。
……ってボス、財布めっちゃ庶民派ですやん(呆然)
と、それはさておき。
財布の中には、身分を偽るための無数のIDカード、豊富な現金、高価なジュエリーの数々。
さあ、どうする?
警察は刻一刻と屋上に迫っている。
この際、自分たち一人一人の素性は関係ない。
要は、警察に見つかったとき無実に見えればいいのだ。
考えることは皆同じ。
ウォレットの中を引っ掻き回して、無実に見えるIDカードを手に入れよう。
そうだ、できればお金も欲しい。いやしかし、あまり多く持っていても怪しまれてしまう。
――果たしてあなたは、充分な金を握りつつ、法の目を掻い潜ることができるのだろうか。

【ゲーム概要】
さてさて、お話がわかったところで、ゲームの内容を確認しましょう。
目的は、1ゲーム3ラウンドをプレイする間に、なるべく多くの勝利点を獲得すること。
そのためには、各ラウンドの終了時に〈無罪〉かつ「最も裕福」であることが必要です。

〈無罪〉とは。
・〈IDカード〉を1枚だけ持っている。(例外カードもアリ)
・所持金の合計が「500CU(=額面数字)」以内である。
・手持ち通貨の種類が2種類以内である。
(このゲームには、ドル、リラ、ポンドなど、複数種の通貨が存在します)

この条件を満たした状態で、ラウンド終了時のチェックを終えれば〈無罪〉。
めでたく〈勝利点トークン〉を得られます。
さらに〈無罪〉だったプレイヤーの中で「最も裕福」な人は、より多く〈勝利点トークン〉をGET。
具体的な個数はプレイ人数ごとに決まっています(マニュアル参照)。
今回は4人プレイだったので、〈無罪〉で1個、「最も裕福」で、さらに2個GETでした。
さて〈無罪〉に対して一方。
チェック時に、上記の条件を1つでも犯していたら〈有罪〉。手持ちの〈勝利点トークン〉を1つ失います。
もし1個も持っていない場合は、罰則なし。お咎めなしとは……アメイジング!

ちなみにジュエリーは、価値分が所持金合計に加算されるものの、通貨の種類には数えません。
その点、3つ目の条件に引っかかる危険性がないので、ちょっと便利な存在です。
――とまあ、ゲームの大枠はだいたいこんな感じ。
では、ここから各コンポーネントを確認しつつ、ゲームの準備をしていきましょう。

【コンポーネント&セットアップ】
まずは卓上準備。6枚の〈砂時計カード〉を中央に並べます。
次に、黄色い〈勝利点トークン〉37個を、全部裏面(青色面)にして、脇に置いておきます。

白い〈セント硬貨〉7枚は、プレイ人数分だけランダムに取り、同様に伏せて置きます。
これは、ラウンド開始時に1人1つずつ取ってオープン。
金額が一番小さい人がそのラウンドのスタートプレイヤーになる、という具合です。
なお、このとき引いた〈セント硬貨〉も、所持金に計算されるので注意。
例えば、「1セント」を引いた状態で手札の〈紙幣カード〉で「500CU」揃えてしまうと。
「1セント」=「0.01CU」なので、合計「500.01CU」で、バーストしちゃうんです!
……ふっ、1セントを笑う者は1セントに泣くのさ。

続いては、様々な効果を持つ〈特殊カード〉15枚。
シャッフルして、2枚ずつ各プレイヤーに配ります。
残った分はこのラウンド中は使わないので、脇に避けておきましょう。
ちなみに、配られた自分の〈特殊カード〉の内容は、いつでも秘密裏に確認してOKです。
次に〈追加のIDカード〉。
オモテに赤いラインが入った〈IDカード〉5枚を、ウォレット内の「カード入れ部分」に収めます。
残るは、IDや紙幣やジュエリーなどの〈メインカード〉。
シャッフルして、5枚ずつ各プレイヤーに配ります。これが手札ですね。
余った〈メインカード〉は山札として、ウォレット内の「札入れ部分」に収めます。
これでセットアップは完了。
〈セント硬貨〉でスタートプレイヤーを決めたら、いざゲームを始めましょう。
……The game is afoot!!

【ゲームの流れ】
手番プレイヤーが行えるアクションは、以下の4つ。

●ウォレットから〈メインカード〉1枚を見ないで取り、自分の手札に加える。……要はドローですね。

●自分の手札から〈メインカード〉1枚を取り、ウォレットに入れる。……「無罪条件」を満たすための手札調整ね。
(入れる位置は山札のどこでもOK)

●〈IDカード〉1枚を購入する。
手札から「300CU以上」を卓上に出し(支払い)、ウォレットから任意の〈追加のIDカード〉1枚をGET。
……支払いはリスキーだけど、欲しいIDカードを確実に得られるので〈無罪〉が大きく近づくはず。

●卓上の〈砂時計カード〉1枚を裏返す。……これはつまり、決着を早めるってこと。
1ラウンドは、〈砂時計カード〉6枚が全て裏返った瞬間に終了。チェックに移行します。
なので、自分の手札が万全の状態になったら、バシバシ砂時計を裏返して、他プレイヤーをガンガン煽りましょう。
ちなみに〈砂時計カード〉は、プレイヤー全員が1手番ずつプレイし終えたところで、自動的に1枚裏返ります。
つまり、遅くとも6ターンで1ラウンド終了ってことね。

プレイの基本は以上。ポーカー感覚の簡単ルールですね。
しかし、それだけでは終わりません。
勝負の鍵を握るのは〈特殊カード〉の存在です。
……はい、ここテストに出るぞ~。
〈特殊カード〉は発動タイミング、効果、ともにカードに記載されています。
どんなカードがあるのかというと。

・資金再配分(自分の手番開始時)
使用者を含む全プレイヤーは、紙幣かジュエリーを手札から1枚卓上に出す。
使用者は、出たカードから1枚を手札に加える。その後、残りをシャッフルして、各プレイヤーに1枚ずつ配る。
……状況に応じて持ち金の増減が狙えるわけだね。

・ATM(ラウンド終了時)
次のどちらかのアクションを実行する。
A)「ATMカード」に紙幣を何枚でも重ねて置く(置いた分は以降、自分の裕福さにも罪判定にも影響しない)。
B)ウォレットから紙幣1枚が出るまで、カードを1枚ずつ引いていく。出たら、その1枚を手札に加える。
……「A」は多すぎる所持金の処理、「B」は足りない所持金の補填、という効果だね。

他にも、ラウンド終了時に一度アクションを行える「延長時間」や、人の手札を1枚奪う「カードを奪う」など。
どれを得られるかは準備時の配布によってランダムですが、多様な効果のカードがあり、戦術が広がります。
事前に手持ちの〈特殊カード〉の効果を意識して動くようにしましょう。
例えば、「ATM」を持っていれば手札に「500」以上の所持金があっても気にしなくていい。
最後に「A」の効果で破棄できるので、金額で〈有罪〉になることはまずないでしょう。

もう一つ、勝負の鍵となるのは〈IDカード〉の効果。
例えば、写真の「クールガール」というIDの効果は「手持ち紙幣の種類が3種以上でも〈有罪〉にならない」。
ただし、その効果を使うためには手札に最低1枚ジュエリーがないといけません。
他にも、特定のアイテムと対応しているIDなんかもあります。
例えば「ジョン・スミス」。
このカードと「クレジットカード」というカードを持っていると、効果を使えます。
効果は「ラウンド終了時、紙幣を1枚引くまでウォレットからカードを引き続ける。出たらそれを手札に加える」。
「ATM」の「B」効果と同様ですね。
ただ前者と違い、「このクレジット効果で引いた紙幣で500CUをオーバーしても有罪にはならない」効果も。
……元々が500CU未満なら、〈無罪〉で550CUなんてことも可能。「最も裕福」を狙いやすいね。
他にも〈IDカード〉にはいろいろな効果のものがあるので、うまく活用しましょう。

【ラウンド終了&ゲーム終了】
手番を回していき〈砂時計カード〉6枚が全部裏面になったら、アクションは終了。
ここで、「ラウンド終了時」に使える〈特殊カード〉があれば、各自発動します。
全員がそれを終えたら、次は「警察官の処理」を行いましょう。
どういうことかというと。

プレイヤーのうち、カード「警察官」と「警察バッジ」を持ち、且つ無罪条件を満たしている人は名乗り出ます。
その人は、自分以外のプレイヤー1人を指名。
相手がこの後の「チェック処理」で〈有罪〉なら、相手の紙幣とジュエリーを全て奪えます。
(この分の加算によって〈有罪〉になることはない)
もし名乗り出る人が誰もいなければ、そのまま次の「チェック処理」に移行します。

「チェック処理」は、全員手札をオープンして〈有罪〉か〈無罪〉かを確定させます。……裕福さも比べようね。
結果に応じた〈勝利点トークン〉の獲得と紛失を行い、これで1ラウンド終了。
手持ちの〈勝利点トークン〉以外を全部初期状態にセットしなおして、次のラウンドに移りましょう。
……ちなみに〈勝利点トークン〉には「1~3」があり、どれを引けるかは運次第。

3ラウンド目の〈勝利点トークン〉獲得と紛失が済んだら、ゲームは終了です。
合計点が最も高い人が優勝。
見事に警察の目を掻い潜り、且つ潤沢な資金も得られた勝利者というわけですね。
ちなみに同点のときは、トークンの数が多い方がWinner(キランッ☆)

【まとめ】
注目すべきは、なんといってもウォレットというコンポーネントです。
手番のたびに財布をガサゴソするのは新しいプレイ感覚。
コソッと手元を隠してササッとカードを引くと、まるでスリにでもなったよう。
……いや、マフィアなんだけどね。

配布カードによって有利不利が大きく左右されるのですが、これがどうして、意外と不公平感がありません。
……そこが『ウォレット』の……いーいーとーこー!
どの〈特殊カード〉や〈IDカード〉の効果でも、それぞれに戦いようがあるんですよね。
不利な手札でも、充分に追い上げが可能です。
誰かの行動で「そんなこともできるのか!」と驚かされることがたびたびありました。
短時間でサクッとプレイできて、盛り上がりもバッチリ。
ニヤリと企みつつ、ワイワイ楽しく遊べます。

皆さんも『ウォレット』で一度、人の財布をまさぐる背徳感を味わってみては?(笑)
――といったところで、今回はここまで。
以上、財布の中にはポイントカードと診察券がいっぱい、新井淳平がお送りしました。ではではまた~。

【ライター紹介】
新井 淳平(あらい じゅんぺい)
「小説家」兼「フリーライター」。
ゲームシナリオのライティングにも携わる。
ボードゲームのプレイスタイルは、出遅れ追い上げ型。
ダイス運は、最悪だけどドラマティック。
【著書】
『シンデレラゲーム』(オリジナル小説・映画化)
『猫侍 久太郎、江戸へ帰る』(ノベライズ小説)
『猫侍 玉之丞、争奪戦』(ノベライズ小説)

こんにちは。店長です。

下記の商品を新入荷しました。

 

・北海の侵略者

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・パーフェクトホテル

・ひらがなセンテンス

 

また下記の商品を再入荷しております。

 

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・キャット&チョコレート日常編

・ペチャリブレ

・ねことねずみの大レース

・スピードカップス

・イス山さん

・カヤナック

 

よろしくお願い致します。

「ロールプレイヤー」
作者:キース・マテイカ
メーカー:アークライトゲームズ
プレイ人数:1~4人
対象年齢:10才以上
プレイ時間:60~90分

 


 

毎度どうも、ライターの松風です。
ところで皆さん、RPGはお好きですか?
運命だとか、人生の目標だとか様々な理由から果てしない冒険の旅に出る、なんてストーリーはワクワクしますよね。
でもせっかくの旅に出るなら、自分の分身であるキャラクターはそれなりに強く、魅力的な人物であって欲しいもの。
てなわけで、キャラクターメイキングにはたっぷり時間を掛けてしまう……そんな経験、ありませんか?
筆者にはあります。
種族と職業を選んで、性格とか得意な武器とか設定して、二つ名とかを考えて……ああもうキャラクター作るのたーのしー!!
もうゲーム始めずにキャラだけずっと作っていたい!!
はい、そんなボクらの期待に応えてくれるのが今回のゲーム、その名も『ロールプレイヤー』です!

このゲームの目的はズバリ「魅力的なキャラクターを作る」こと!
なので面倒くさい冒険とか一切ナシ!
実際に活躍するシーンは各自イメージで補ってください!
つまりこれはキャラメイク「だけ」に特化したゲームなんですねー。

何がどう「魅力的なキャラ」なのか、というのは『名誉の星』と呼ばれる得点で示されます。
最終的に、この『名誉の星』が最も多かったキャラがゲームの勝者となります。

とはいえ、「キャラメイクでランダム要素入るのって能力値決める時くらいでしょ? それでゲームになるの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
大丈夫です! これがちゃんとボードゲームならではの遊びになっているんですよ!

ではまずセットアップから。
プレイヤーは、人間、エルフ、ドワーフ、ハーフリング、オーガ鬼、竜人(ドラゴンキン)、蛙人(フロッグキン)の中から、作りたい種族のボードを選びます。
これが『キャラクター・シート』です。

各プレイヤーはダイスを1個づつ振り合い、出目の最も大きかった人(スタートプレイヤー)から時計回りで『キャラクター・シート』を選びます。
裏表で男女が描かれていますが、イラスト以外に違いはないのでお好きな方を選びましょう。
中には「どっちが男か女かわからん!!」なんて種族もいたりしますが、そこはまぁ雰囲気で。
種族によって『特性値』にボーナスやペナルティがあって、それで『職業』の向き不向きが出てくるあたりは「キャラメイクあるある」ですよね。

『特性値』は全部で6つあり、それぞれダイスを3個置くことが出来る『特性値グリッド』が空いています。
ゲーム中、獲得したダイスはこの『特性値グリッド』に当てはめていくことになるのです。
また、各『特性値』の右端には特殊ルールにまつわるアイコンが描かれていますが、これについては後述します。

『キャラクター・シート』の右側には『職業カード』と『設定カード』を置くための枠が描かれています。
両方とも、『名誉の星』を獲得するための条件に関わってきますので、内容をよーくチェックしましょう。

『職業カード』には文字通りキャラクターの職業名が書かれていて、『職業』ごとに異なった能力もついてきます。
このカードで最も重要なのは『特性値の目標』が描かれていることでしょう。
ゲーム終了時に、各『特性値』ごとの条件を満たしていないと、もらえる『名誉の星』が減ってしまいます。
しかしそうは言っても、全部の条件を満たすのは至難の業なので、どの『特性値』を優先するか、あらかじめ考えておくのもいいでしょう。

一方、『設定カード』にはキャラクターがどんな理由で冒険に出るのか、というフレーバーテキストと共に、『特性値グリッド』に置くべきダイスの色が指定されています。
当然、この色の条件を満たした数が多いほど、ゲーム終了時に『名誉の星』がたくさん貰えます。

『職業』で要求される『特性値』の合計値と、『設定』で要求されるダイスの色。
プレイヤーはこの二つを同時に満たしていく事を目指さねばなりません。
これが、このゲームの主な目的となるでしょう。

また、種族イラストの下には『属性』と書かれた枠がありまして、ここには『属性カード』が置かれます。
『属性カード』は大まかな性格を表す『属性の名称』と、善と悪、秩序と混沌の軸で分かれた9つの『属性グリッド』が描かれています。
筆者は思わず昔プレイしてた某ゲームの記憶がフラッシュバックして、テンションが上ってしまいました。
ゲーム開始時には『属性』の偏りのない中央に『表示トークン』が置かれます。

『属性グリッド』内に描かれた『名誉の星』は、性格によってそれぞれ違う場所に配置されています。
ゲーム終了時に『表示トークン』があった場所のポイントが得られるというわけですね。
そしてこの『属性』はゲーム中、結構頻繁に変動します。
善人プレイをしようと思ってたのに気づいたら「混沌-悪」になってた、なんて事も……。
もちろん性格にそぐわない属性になっていたら『名誉の星』はマイナスされてしまいます!

『職業カード』『設定カード』『属性カード』はそれぞれランダムで1枚受け取ることになります。
これによって毎回違ったキャラクターを作成できるというわけですね。
かなり変テコな組み合わせになることもありますが、そこはそれ。
味のあるキャラクターに仕上がる可能性があると思ってがんばりましょう(笑)

次に決まったルールに従って『市場カード』の山札を作り、以後この山札は『市場在庫』と呼ばれます。
『市場カード』には『武器』『甲冑』『特徴』『技能』の4種類があり、これを購入することでキャラクターは強化されていくのです。
それぞれのカテゴリには別々の効果があり、例えば『甲冑カード』は装備できる3ヶ所全てを同じ種類の装備で固めると『名誉の星』がもらえますし、『技能カード』は『属性』を変動させることで特殊能力を発揮します。
『武器カード』にはちゃんと片手用と両手用の武器があり、片手用は2枚まで装備できるといった制限もあります。

テーブル中央に『市場在庫』の上からプレイ人数+1枚のカードを取って表向きに並べ、『市場』を作ります。
この『市場』には『市場カード』と同じ枚数の『順番カード』が横に並べられるのですが、そのうち「最大でも最小でもないカード」にはゲーム内通貨である『金貨』が1枚乗せられます。
例えば、3人プレイのときは「2,3」のカードに、4人プレイの時は「2,3,4」のカードに『金貨』が置かれるわけですね。

ちなみに各プレイヤーにも初期所持金として『金貨』5枚が配られます。(プレイ順で3人目、4人目の人にはボーナスあり)

それからダイスを全て『ダイス袋』に入れ、スタートプレイヤーから順に、決まった数のダイスをランダムで引いて自キャラの『特性値グリッド』に配置します。
この時、ダイスはグリッドの左側から詰めて置いていきましょう。
ここまで終わればセットアップは完了です!

ではここからが実際のプレイです。
このゲームの1ラウンドは『開始』『行動』『購入』『管理』の4つのフェイズで区切られています。

まずは『開始フェイズ』から。
このフェイズでは、スタートプレイヤーが最初に『市場』の『順番カード』と同じ数のダイスを袋から取り出して振り、それらを出目の小さい順に『順番カード』の上に置いていきます。
同じ数字が出た場合は、スタートプレイヤーが好きな順で置いて構いません。
これでこのフェイズは終了です。

次は『行動フェイズ』。
スタートプレイヤーから順に時計回りで『順番カード』と、その上のダイス(と、あれば金貨も)を獲得します。
各プレイヤーは獲得したダイスを『特性値グリッド』の空いているマスに左詰めで配置してください。
この時、ダイスの出目は変えてはいけません。
さらに獲得したダイスの色が黄色だったら、銀行(金貨の共通置き場)から『金貨』2枚をもらえます。
それから各『特性値』に対応したアクションを行います。(任意)
前述した『特性値』の右端に描かれたアイコンの行動ですね。

例えば『筋力』のマスにダイスが置かれたら、『キャラクター・シート』上のいずれか1個のダイス目を裏返せます。
1の目なら6に、2の目なら5にできるチャンス!
基本的に特性値は高い方が有利ですから、この効果は大事に使いたいところ。
『敏捷』に置かれたなら、シート上にあるダイスを2個選んで位置を入れ替えることが出来ます。
『特性値』による行動はどれも強い効果なので、できれば温存したいところですが、そうは行きません。
いつのタイミングで効果を使うか、と「この出目(あるいはダイスの色)はこの特性値に欲しい!」という欲望のせめぎあいが、ここで生まれます。

そして3つめが『購入フェイズ』。
『行動フェイズ』で取った『順番カード』の数字にしたがって、『市場』にある『市場カード』を購入できます。
もちろん、コストとして相応の『金貨』が必要です。
購入できた『市場カード』は『キャラクター・シート』の適切な場所に配置しておきましょう。
『特徴カード』を購入したら、即座に指示されたとおりに『属性』を動かし、『技能カード』を購入したらすぐさま使用しても構いません。

ちなみに『武器カード』以外に所持枚数に制限はありませんし、『武器カード』も即座に付け替えが可能です。
あるいは、「カードを購入しない」と宣言した場合は『市場』からカードを1枚捨て札にすることで、銀行から『金貨』2枚を受け取れます。
手持ちの資金が乏しいけど他人に取られたくない良いカードがあるなんて場合には、積極的にそれを捨て札にしていく、という戦術もアリでしょうね。
そして手番の終わったプレイヤーは『順番カード』を元の場所に返します。

最後に『管理フェイズ』です。
次のラウンドの準備を行って、スタートプレイヤーは左隣のプレイヤーにダイス袋を渡します。
そして新たにダイス袋を渡されたプレイヤーをスタートプレイヤーとして次のラウンドが始まるのです。
流れは簡単ですね!

全プレイヤーの『特性値グリッド』がダイスで埋まれば、そのラウンド終了時にゲームは終了です!
最終得点計算を行って、『名誉の星』が最も多かったプレイヤーの勝利となります。

ゲームの雰囲気として一番近いのはテーブルトークRPGのキャラメイクでしょうか。
TRPGをボードゲーム的に再現するというコンセプトのタイトルは過去にもいくつかありましたが、キャラメイクのみに焦点を当てたのは初めてではないでしょうか。
純粋に勝敗を競うよりも、出来上がったキャラクターに満足行くかどうかの方が主眼になりがちですが、このゲームの楽しみ方はそれでいいと思います。
むしろ「どこまで自分の思い描いたキャラを演出できるか」にこだわってプレイした方がいい縛りになるでしょう。

ちなみに筆者がプレイした時のキャラクターは……
「秩序-善」の人間の女性で、疫病で全滅した村の唯一の生き残り。
そのつらい経験からか弱者を助ける保護者となり、嫉妬深いのが玉に瑕ですが、勇敢で誠実な性格で、著名な聖騎士(パラディン)となりました。
博学スキルは疫病について学ぶ事で得たものでしょうし、登攀スキルは高い山に生える薬草などを取るために覚えたのでしょう。
おお、なんかそれらしいキャラクター設定が出来上がったんじゃないですかー?
『特性値』もまずまずと言ったところですが、『魅力』が低いのは残念です。
ちなみに武器を取ってる暇がなかったので手には何も持っていません(笑)
ゲームには負けましたが、概ね気に入ったキャラが出来たと思います。

ゲームには勝ちたいが、さりとてキャラクターにも整合性を持たせたい、といったゲーマーの美意識に切り込んでくるこの『ロールプレイヤー』。
なかなかいい着眼点のゲームだと思います。
『特徴カード』や『技能カード』によって変動する『属性』に気を配りつつ、ダイスの出目と色をいかに揃えるか等、意外と見るべきポイントが多く、しっかりとボードゲームらしいゲームをしてる感覚になれます。
単なる言葉遊びやフレーバーだけのゲームではないと実感いたしました。
勝ちだけにこだわった結果、一見支離滅裂なキャラになったとしても、その背景や設定の辻褄を合わせる作業はなかなか面白いものになるんじゃないでしょうか。
なんなら、ここで作ったキャラをTRPGに落とし込んで、実際に冒険に出るのも一興でしょう。
そういう意味では、いろんな切り口で楽しめるゲームかもしれませんね。

ぜひ、プレイの度に自分が作ったキャラクターについて語り合ってみてください。
きっとすぐに次の冒険者を作ってみたくなるはずです!

といったところで、今回のゲームはいかがだったでしょうか。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。

 

ライター紹介

松風志郎(まつかぜ しろう)
ゲーム制作チーム「Team・Birth-tale」所属。
ゲームシナリオライターだけでなくゲームのシステムデザインなども手がける。
アナログゲームとの関わりは古く、幅広いジャンルをたしなむ。
世界観にとっぷりと入り込めるゲームが好き。

代表作
歴史シミュレーションゲーム「三極姫」シリーズ
大戦シミュレーションゲーム「萌え萌え2次大戦(略)」シリーズ
大戦シミュレーションゲーム「出撃!乙女達の戦場」シリーズ
恋愛アドベンチャーゲーム「はち恋」
その他多数。

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・DORASURE拡張ユグドラシル

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・地獄の釜

・ハゲタカのえじき

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よろしくお願い致します。