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こんにちは。店長です。

本日下記の商品を新入荷しました。

 

・シェイドスパイア拡張:アイアンスカルの野郎ども

・シェイドスパイア拡張:墳墓の守り手

 

また下記の商品を再入荷しております。

 

・コリドールミニ

・クアルトミニ

・ピロスミニ

・それはオレの魚だ!

・キルDr.ラッキー19.5周年記念版

・ロイヤルターフ

・ロストシティ

・ブラックストーリーズ

・ブラックストーリーズファニーデス

・ブラックストーリーズファニーファニーファニーデス

・アルゴート

・街コロ

・ナショナルエコノミー

・Not My Fault!

・バトルライン

 

よろしくお願い致します。

こんにちは。店長です。

本日下記の商品を新入荷しました。

 

・あやつり人形(新版)

 

 

また下記の商品を再入荷しております。

 

・ダンジョンオブマンダムエイト

・スタータップス

・藪の中

・インサイダーゲーム

 

よろしくお願い致します。

こんにちは。店長です。

本日下記の商品を新入荷しました。

 

・EXIT 脱出:ザ・ゲーム 秘密の実験室

・ハコオンナ(第4版)

・T.I.M.E.ストーリーズ拡張:エンデュアランス号の航海

・T.I.M.E.ストーリーズ拡張:仮面の下

 

また下記の商品を再入荷しております。

 

・ダイスフォージ

・T.I.M.E.ストーリーズ

・T.I.M.E.ストーリーズ拡張:マーシー事件

・T.I.M.E.ストーリーズ拡張:龍の預言

 

よろしくお願い致します。

こんにちは。店長です。

本日下記の商品を再入荷しております。

 

・ガイアプロジェクト

・テラミスティカ

・テラミスティカ拡張氷と炎

 

よろしくお願い致します。

こんにちは。店長です。

本日下記の商品を新入荷しました。

 

・アンユージュアルサスペクツ(新版)

 

また下記の商品を再入荷しております。

 

・ハーフパイントヒーローズ

・テレストレーション

・私の世界の見方

・キングドミノ

 

よろしくお願い致します。

こんにちは。店長です。

本日下記の商品を新入荷しました。

 

・ガイアプロジェクト

・みんなのイーブン

・スパイネット

・チケットトゥライド北欧

 

また下記の商品を再入荷しております。

 

・テラミスティカ

・テラミスティカ拡張氷と炎(第2版となり内容・価格に変更があります)

・ファウナ

 

よろしくお願い致します。

こんにちは。店長です。

本日下記の商品を新入荷しました。

 

・キルDr.ラッキー19.5周年記念版

 

また下記の商品を再入荷しております。

 

・のびのびTRPGザホラー

・オーマイグッズロングスデイルでの反乱

・斬サムライソード

・砂漠を超えて

・赤ずきんは眠らない

・知ったか映画研究家スペシャル

・カレンと海賊の島

・ナンジャモンジャシロ

・ナンジャモンジャミドリ

・犯人は踊る

・キャプテンリノ

・アンダーカバー

・いかさまゴキブリ

・ガイスター

・カルカソンヌJ

・ゲシェンク

・ごきぶりポーカー

・ニムト

・ワードバスケット

・ワードバスケット濁音半濁音拡張カード

 

よろしくお願い致します。

「シックスメイキング」
作者:Jozsef Dorsonczky
メーカー:ヘムズユニバーサルゲームズ
プレイ人数:2人
対象年齢:7才以上
プレイ時間:15分

 


みなさんおなじみまして! もしくは、はじめまして。
作家でフリーライターの、新井淳平です。
私が書かせていただくレビューも、気づけば12回目。担当開始から、もう1年になります。
当初は「どビギナー」だった私も今ではプレイ数100本を越え、すっかりボードゲームに対する親しみと造詣が深くなりました。
さて、そんなわけで、極めて個人的な節目の今回、ご紹介させていただくアナログゲームは、こちらです!

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『シックスメイキング』。
赤と黄色のカラーリングが鮮やかなパッケージですね。
真ん中には「チェスの駒をあしらった王冠」が描かれています。
……おっ、なんかカッコイイぞ。
でもコレ、どんなゲームだ?
気になって王冠の下に目をやると、そこに答えが。

――それは究極の頭脳戦!

……ほう。なるほど、つまり私の出番ということか……キリッ!(ツッコミ☆歓迎)
あ、頭脳戦苦手って人も、ちょっと待ってね。
ちゃんと楽しめるようにできてるから。

というわけで、何はともあれ内容を見ていきましょう!

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【ゲーム概要&コンポーネント紹介】
『シックスメイキング』は、俗に言う「アブストラクトゲーム」の新星です。
つまり、将棋とかオセロみたいに、モチーフや背景設定は存在しません。
そして、ゲーム中に秘匿情報と偶然要素がない。
……なるほど、どおりで頭脳戦になるわけですね。

2人対戦のゲームで、1プレイの所要時間は数分程度。
コンポーネントは、盤面となる「5×5マスのボード」と、オセロの駒みたいなコイン型をした「赤黄のチップ」のみ。
ルールも極めてシンプルで、とっつきやすさはピカイチです。
……ひょっとすると奥深さのほうもピカイチだったりして……ニヤリ。

各プレイヤーは一手ずつ、駒を置くか移動させて重ねるかしつつ、6段以上積み上げることを目指します。
駒の動きはチェスをベースにしていて、段数に応じて動き方が変わります。

1段=ポーン:縦か横に1マスだけ
2段=ルーク:縦か横に好きなだけ
3段=ナイト:L字に1回(縦2横1マスor縦1横2マス)
4段=ビショップ:斜めに好きなだけ
5段=クイーン:縦か横か斜めに好きなだけ
(6段以上=キング)

なお、3段の「ナイト」だけは他の駒を飛び越えられますが、それ以外の駒では飛び越えができません。注意してね。

6段以上の駒=「キング」が出来上がったら、ゲーム終了。
「キング」の一番上にあるチップの色のプレイヤーが勝利となります。
つまり、このゲームの目的は、王を生み出すこと。
……そっか! だからシックスで、メイキングで、キングなのネっ☆

といったところで、続いて具体的なルールを見ていきましょう。
……これより私は王を産む準備に専念する!!一日50体!!人間を私に届けよ!!

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【ゲームの流れ‐基本ルール】
・担当する色(赤or黄)を決めて、その色の駒15枚を各自持つ(追加ルールでは枚数が変化します)。
ちなみに、赤色担当のプレイヤーが先攻となります。

・二人の間にゲーム盤を置いたら、先攻から、次のどちらかの行動をおこなう。

A、新たな駒を置く
手持ちの駒1つを、盤上の空いている任意のマスに置きます。

B、ボードに置かれている駒を動かす
盤上に置かれている任意の駒(色や段数は問わず)を動かします。
ただし、空いているマスへは移動できません。なので、動かす駒は必ず別の駒の上に乗っかることになります。
重なっている駒を動かす場合、上から好きな枚数だけを動かすことも可能です。
つまり、3段積みになっている駒の一番上の1枚だけ動かす、といったことができる(重なっている順番は変えられません)。

ルールは以上。あとは、手番ごとに両者がこのAかBの行動を繰り返していく、それだけです。
……なんというシンプルさ(゜□゜;

あ、言い忘れましたが。
直前の相手の一手を戻すような行為は厳禁です。……マニュアルさんがそう申しております。
まあ、それをアリにしちゃうと、長考と停滞の元ですからね。
……いざ、待ったなしの真剣勝負でござる!

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【まとめ‐1】
実際にプレイして驚くのは、まず、そのサクサク感。
ぼんやりやってると、あっという間に決着がついてしまいます。
……ちなみに私はぼんやり負けたクチですが(汗)
チェスや将棋では1プレイがどうしても長くなりますが、『シックスメイキング』はこのサクサク感が良いです。
ちょっと空いた時間に、気軽にプレイできます。人数も、2人用とお手軽。
自宅で家族や友人と、はもちろん、ショップで大人数のときでも、卓をシャッフルするタイミング待ちの間などに重宝しそうです。
……チェスとは違うのだよ、チェスとは。

勝つための難易度は100%対戦相手の力量によりますが、プレイ自体は簡単。
チェス駒の動きが頭に入っている人なら、すぐにでも遊べます。インスト時間、1分以内も夢じゃない。
でも、勝つためにはだいぶ頭を使わないといけません。
何より、先々の展開を考える先読みの思考力が求められます。
……こう動かすと、きっとこう来るから、それを倒すためには先にこうして……あっ、こう来る可能性もあるなぁ――なんて感じ。
この点は、やはりアブストラクトゲームですね。
チェスや将棋、オセロなど、既存のアブストラクトゲームへの慣れが、顕著に出ます。
力量が近い相手とは、純粋極まるストイックな頭脳戦が、短時間でキレよく楽しめる。

「でも私、チェスとか将棋はあんまり……」

「そっち系は苦手なんだよなぁ……」

なんだかそんな声がちらほら聞こえてきそうですね。
……わかる、わかるぞ、その気持ちっ! 何しろ私も不得手ですから(爆)
でも、そんなときでも安心してっ♪

慣れに差がある場合も、〈特殊駒〉を導入するとゲームバランスが取れて、ばっちり楽しめちゃうんです。
というわけで、ここからが『シックスメイキング』の本領発揮。
追加ルールであるところの「特殊駒」のご説明にまいります!

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【追加ルール‐特殊駒の使用】

実は、コンポーネントのチップの中には、通常の各色15枚の他に、3種5枚の〈特殊駒〉というものが入っています。
チップ2枚分の厚さをした〈ジャイアント〉、片表面にコブがついている〈ハンチバック〉、そして色がない〈ミレディ〉。
これらを使用する場合は、まずゲーム準備で担当色を決めた後、「スタート時の駒を編成する」という作業が入ります。
つまり、各プレイヤー、どれを使ってどれを使わないかを選ぶ、ということですね。

マニュアルによって各駒には「使用点数(コスト)」が振られていて、選ぶ際はそれが「合計12点以下」になるようにします。

・ポーン(通常チップ)=1点
・ジャイアント=2点
・ミレディ=2点
・ハンチバック=3点

ちなみに〈ジャイアント〉と〈ハンチバック〉は各色1枚ずつありますが、無色の〈ミレディ〉は1枚しかありません。
もし2人ともミレディを編成に加える=その使用権を獲得する場合は、盤の脇に置いておき、どちらも任意に使えるようにしておきます。

1枚しかないうえにコスト2点というミレディ。
……果たして、その効果とは。
……いったいどれほどスゴイ力が秘められているのか。……う~ん、期待が高まりますね~。

さて、しつこくあおったところで、そろそろ各〈特殊駒〉の効果を解説していきたいと思います。

●ジャイアント(厚口)
1枚で通常チップ2枚分の役割を果たす。
単体では「ルーク」として移動でき、重なったときは2枚分として数える。

●ハンチバック(コブ付き)
この上には、自分も相手も駒を重ねることができない。
つまり、絶対に上を取られる心配がない。これはかなり強力です。

●ミレディ(無色)
この上に駒が重なっていないとき、手番プレイヤーはこのミレディの上に駒を重ねなければならない。
もし、重ねられる駒がない場合は、通常通り手番を行う。
ちなみに、ミレディの上に駒が重なっている間は、能力が発動しません。
でも、もしまたミレディが一番上に顔を出したら、再度、上記の能力が発動します。

なお、動き方は通常の「ポーン」と同じ。
また、もしミレディが一番上になったキング=6枚積み駒が出来上がっても、ゲームは終了せず継続します。
その際「キング」の移動方法はチェスと同じく「縦か横か斜めに1マスだけ」です。

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つまり、ミレディの効果とは。
いわゆる王手をされたときでも、ミレディを出すことで延命できる、ということなのです。……アメイジングっ!
後手後手に回っている状況などでも、ミレディを出すことで相手のリズムを崩すことができます。いわば、守りの切り札ですね。
また、他の「特殊駒」も負けてません。
〈ジャイアント〉は機動力が高いので抑止力=守りとしても、当然攻めとしても、重宝します。
〈ハンチバック〉は、上を取られないという絶対の信頼があるので、戦略の中心に考えていくことができる。
守りを考える必要がないので、こいつが主戦場にいると途端に攻めに安定感が出ます。

今回のプレイでは、私は「基本ルール」での対戦では負けっぱなしでした。
……だ~か~ら~、私は小学生にボロ負けするほどアブストラクトゲームが苦手なんですってば(泣)
だがしかし!
「特殊駒」を入れてからはどうでしょう。
確かに序盤は劣勢でしたが、〈ミレディ〉を使って体勢を立て直し、〈ハンチバック〉で攻勢に転じる。
〈ハンチバック〉の下に〈ジャイアント〉を積み込んで、いっきに段数アップ。そして、ついに念願の勝利に漕ぎ着けました!
相手も〈ジャイアント〉と〈ハンチバック〉を使ってはいたんですが……いやぁ、苦手でもなんとかなるもんですねえ(嬉)

ちなみに、大人と子どもで対戦するときなんかは、お子様のみが「特殊駒」を使うと、いい勝負になると思います。
また、力量差がちょっとだけのときは〈ミレディ〉を持つか持たないかが、ほどよいハンデになるのではないかと。

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【まとめ‐2】
勝つために大事なのは、いかに相手の上を取るか、です。
考えるうえで難しいのが、重なるたびに駒の動き方が変わる、ということ。
また、逆に分離することでも動き方が変わるというのが、実におもしろいですね。
何段積みにすれば相手の次手を不自由にできるか、といった考えも必要になってきます。
プレイ風景はあっさりしたものですが、「特殊駒」を加えてのプレイ感はこってり濃厚。やり応え充分です。

また、時と場所を選ばない手軽さが、親しみやすくていいですね~。
チップと盤面だけなので、持ち運びも簡単です。――いや、盤面はちょっと携帯しにくいかな?
でも、どちらも強度といい手触りといい、しっかりした木製。ボードに至っては重厚感と品のある黒塗りの造り。
高級感があっていいじゃないですか。普段のプレイを考えると、やっぱりこのほうが嬉しいですね。
実際、頻繁に携帯使用するようだったら、自分で5×5のマスを書いたシートなりを作ればいいわけですしね☆
あ、あと、不慣れなうちは「何段が何の役でどういう動きか」をメモした早見表も用意しておくといいかも。
きっと、プレイが一層円滑になると思います。

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今回ご紹介した内容の他にも「6人の王」と題されたヴァリアントルールがあったりするのですが。
それはまた、皆さんご自身の目で確かめてみてください★

といったところで、今回の『シックスメイキング』いかがだったでしょうか?
シンプルなルールで、奥深い頭脳戦。手軽でありながら末永く遊べる、おすすめの一作です。
――ぜひ、一家に一台(笑)

以上、オセロの「無敗」ならぬ「無勝記録」絶賛更新中の、新井淳平がお送りしました。ではではまた~。

 

ライター紹介

新井 淳平(あらい じゅんぺい)
【小説家】兼【フリーライター】。
最近はゲームシナリオのライティングにも携わる。
ボードゲームのプレイスタイルは、出遅れ追い上げ型。
ダイス運は、最悪だけどドラマティック。

著書
『シンデレラゲーム』(オリジナル小説・映画化)
『猫侍 久太郎、江戸へ帰る』(ノベライズ小説)
『猫侍 玉之丞、争奪戦』(ノベライズ小説)

こんにちは。店長です。

11/19(日)12時30分よりホビージャパン様による「ダイスエイジ」体験会を開催致します。

ホビージャパン「ダイスエイジ」プロデューサーのねいじまとうこさんがご案内します。

体験会は入場料無料、ご予約なしでご参加いただけます。

どうぞお気軽にご参加ください。

 

「ダイスエイジ」とは—

ダイスエイジの幕開けだ!

君たちは部族を率いて、朝な夕なと狩りに明け暮れている。
この時代、この地域には6つの狩場が存在している。狩場に狩人を送り込み、最も力を見せた部族だけが獲物を手に入れることができる。

数こそ力──これすなわち唯一の掟!
4つのラウンド、すなわち4つの世代を経る間に、君の部族は独自の繁栄を極めていくだろう──勢力を拡大し武勇を誇る部族、強き者が率いる部族、交易により富を得る部族──誰もがこの時代の覇者になることを夢見ている。

君たちの目的は、獲物を狩り、一族を繁栄させ、この時代の最も強き部族となることだ!

http://hobbyjapan.games/diceage/

 

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イベント概要

日時:2017年11月19日(日)12:30~最終受付17:00(予定)

ゲスト(予定):ねいじまとうこさん(株式会社ホビージャパン「ダイスエイジ」プロデューサー)

注意:参加ご希望の方は受付にお申し出ください。

体験卓の定員を超えた場合はお待ちいただく場合がございます。

イベント中はスタッフの指示に従ってください。

ルールの説明は細心の注意を払っておりますが間違いについてはご容赦ください。

「クトゥルフ・ウォーズ 完全日本語版(原題:Cthulhu Wars)」
作者:サンディ・ピーターセン
メーカー:アークライトゲームズ
プレイ人数:2~4人
対象年齢:14才以上
プレイ時間:約60~90分

 


 

 

毎週木曜日はキウイの日ー!
いつもニコニコ、あなたの隣に這い寄る混沌、三家原です♪

日本では『クトゥルフ神話』に登場する“這い寄る混沌”が銀髪っ娘になったり、“森の黒山羊”がお姉さんになったりとしていますが、今回はそんなお色気感ゼロォォッ!
本家のコズミックでホラーでイアイアなゲームプレイが待っているのです!!

そう、今回ご紹介するのは、アークライト様より発売中の「クトゥルフ・ウォーズ」なのですー!!

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でかっ! 重っ!

いやー、ウワサには聞いていましたけど、本当にここまで大きくて重いとは思わなかったのですよ。もうここまで来ちゃうと、鈍器の一種としか思えないですね(まてこら)

さあ、SAN値直葬の覚悟はいいですか? それじゃあ、一緒に深淵を覗きにいきましょう!(まてこら)

■ゲーム準備

各プレイヤーは、まず最初に緑の“大いなるクトゥルフ“、青の“這い寄る混沌“、赤の“森の黒山羊”、黄の“黄色の印”の4つの陣営から、好きなものを一つ選び、陣営ボード、6冊の呪術書、陣営の色をしたフィギュアを全て受け取ります。

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陣営ボードと6冊の呪術書。

各プレイヤーは、受け取った陣営ボードにある破滅トラックの「0」に破滅マーカーを、魔力トラックの「8」には魔力マーカーを配置して、これで陣営の準備はほぼ終了となります。

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フィギュアは陣営によって種類も数が違いますけど、仕様なので気にしない。え? それなら多い方がお得なんじゃないかって? ふふふ、それはどうですかねー?(ニヤニヤ)
さらに黄色の印では、他の陣営では持たない”破滅トークン”もおまけでついてくるのですよ。

今回は3人でのプレイなので、緑の“大いなるクトゥルフ“、青の“這い寄る混沌“、赤の“森の黒山羊”の3陣営が、地球の上を大暴れするのですよー!

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不穏な未来予想図しかない……(がくぶる)

そして、ゲームの舞台となるマップを人数に対応する面で展開したら、担当する自分の陣営の紋章が描かれたエリアに、次元扉を1つとカルト信者6体を配置します。
そのうち1体はこの次元扉にのせましょう。これによって、そのエリアは自分の支配下になったことを示しています。

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ここは俺たちの陣地だー!

そしてマップの近くに、儀式マーカーを5に配置した儀式トラック、破滅トラックを配置したら、最後に古代の印トロフィートークンを布袋に放り込んで準備完了なのです!

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プレイヤー人数によって、マップのエリア数が変わるのですよ。今回は3人用なので、ちょっと少なめ。

■ゲームの手順

さあ、いよいよ地球を舞台とした邪神プロレスの幕開けだー!(まてこら)

ゲームの開始は、緑の大いなるクトゥルフ陣営を担当する人からです!
まず最初に順番を時計回りか反時計回りにするかを決定しましょう。このゲームではスタートプレイヤーがコロコロと変わることがあるので、そのたびに時計回りか反時計回りかを決めるのですよ。

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クトゥルフ・ウォーズは、いち早く六つの魔術書を全て獲得し、より多くの破滅点を稼いだ陣営が勝者となります!
そしてこのゲームの流れは大きく分けて4つのフェイズで構成されています。

■1:アクション・フェイス

本作で一番メインになるフェイズですね。
緑の大いなるクトゥルフ陣営から、7つあるアクションの内一つを選んで行動を実行しましょう!

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ふふふ、他の支配者なんて蹴散らしてやるのですよ。

1)移動

マップ上に配置されている自分のユニットを好きな数だけ1エリア分移動させます。
ただし、移動にはコストとして魔力を1消費するので最初から飛ばして移動すると大変なことになってしまうのですよ。

あと、注意しないといけないのが、このゲームのマップは右端と左端が繋がっているという点ですね。
端っこで安全だと思ったら、反対側から一気に攻撃されるなんて展開もあるのですよ……!

2)カルト信者の徴募

カルト信者を自分のユニットが1体でいるエリアに限り、魔力1を消費して1体配置することができます。
カルト信者はエリアを支配する為に必要な次元扉の作成に必須なので、マップ上にいないようなら積極的に募集した方がいいのですよ。

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戦闘力はないけど、ゲームでかなり重要な役割!

でも、このゲームでは自分の陣営がマップ上から全滅するなんて展開もチマチマあるんですが、その場合は好きなエリアに配置することが可能なのです。
そんな時は、手薄な場所を突くように配備しちゃいましょう!

3)怪物召還

さあ! ここからが本番ですよー!
自分の支配下に置かれた次元扉を通じて、マップ上に怪物を召還しちゃうのです!
怪物の種類によって、様々なコストがありますけど、基本的に強い怪物=高コストみたいな感じですかね?

あと、怪物によって戦闘力だけでなく、特殊能力を保有しているのもいるので、その辺も確認しながら状況に合わせて召喚するといいのですよ!

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1回に配置できる怪物は1体だけ! 何を呼ぼうか迷っちゃいますねー。

4)旧支配者の覚醒

怪物よりも強力な旧支配者をマップに呼び出すアクションです!
でも、怪物よりも呼び出すには条件が厳しくて、陣営によって条件は様々だから逆にそれを理解して相手を妨害して時間を稼ぐのも一手かもしれませんね。

基本的に、陣営には1体しか旧支配者は存在しないのですが、今回未使用だった黄色の印には二体とちょっと特殊なものもあるので、今後拡張なんかが出たら、さらに複雑になるんでしょうねー。

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クトゥルフがやってきた! イアイアー!!

5)次元扉の作成

怪物の召喚を召喚したり、そのエリアの占拠に必要となる次元扉の作成なのですよ。
魔力を3消費とちょっと大きいですけど、これがないと困ることが多いのでしっかりと建てましょう。建設が終わったら、エリアにいるカルト信者を次元扉に配備して、これでそのエリアは占拠となるのですよ。

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次元の向こうから、何がやってくるのか……!?

6)攻撃

エリア内に、自分のユニットと他陣営のユニットが存在した場合、攻撃を仕掛けることができます。
ただし、複数いても攻撃対象は1陣営なので気をつけましょう。殴り終わった後、殴られなかった側に殴り飛ばされるなんて展開もありますからね(汗)

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大いなるクトゥルフ VS 這い寄る混沌!!

戦闘はとってもシンプル! ダイス勝負です!!(どやぁっ!)

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まさか、ここまでフィギュアとか懲りまくっているのに、バトル内容がダイス勝負だなんて思わなかったのですよ……いや、本当は戦闘前の処理とかあるんですけど、その辺説明すると長くなっちゃうので割愛なのですよ(まてこら)

ユニットによっては計算が必要だったりするのもありますけど、基本はほぼ足し算のみ!
戦闘に参加する各ユニットの戦闘力を合計して、その分のダイスを振ります! そりゃぁっ!!

こうして出たダイスの目が1~3なら「外れ」、4~5なら「痛打」、6なら「死亡」となります。
お互いに出目を確認したら、今度はその結果を誰に与えるのか割り振っていきましょう!

そうそう、この割り振りはカルト信者であろうと、怪物であろうと、旧支配者であろうと平等にできます。
つまり、どれだけ恐ろしい旧支配者たちですらも、指先ひとつでダウンさせられるのですよ!!(涙)

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ぐあー! やーらーれーたー!

「死亡」したユニットは、マップ上から除去されて、自分の手元に帰ってきます。
また「死亡」以外にも、能力発動によってユニットが「消滅」することもあるのですが、これもほぼ「死亡」同様に手元に戻しましょう。

次に、4~5の出目で発生する「痛打」を割り振られたユニットは、戦闘の発生したエリアから隣接したエリアに撤退となります。

そう、ただ単にその場から押し出されるだけで、大したことないように見えますが……もしも、移動先のエリアに戦闘した相手陣営のユニットがいた場合、別のエリアに移動をしなければなりません。
そして、もしも他の移動先にも敵陣営のユニットが居た場合……自分のユニットは、移動不可能とされて消滅させられてしまうのですよ!

ただし! 消滅が生じるような状況の場合、一つのユニットが消滅することで他のユニットは移動することを免除されるので、次々とユニットが消滅させられてしまうという恐ろしい展開は回避されるのですよ……ちょっと優しい?

基本的に、「痛打」の処理は攻撃側→防御側の順で行うので、攻撃側は「痛打」で周囲を取り囲むように吹き飛ばせば、上手くいけば防御側のユニットを消滅させることが可能なのですよ(にやり)

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クトゥルフ様はやられたけど、相手にも結構なダメージを与えてやったのですよ。

戦闘の基本的な流れはこんな感じですね。
先程割愛した戦闘前の他にも、戦闘後に発生する能力もあったりするので、自分の陣営にどんな能力があるのかしっかりと確認した上で戦闘に挑むといいのですよ。

7)信者の捕獲

次元扉を作成したり、エリアを支配したりと地味に活躍してくれるカルト信者さん……邪魔だと思いませんか?(まてこら)
そんな時はこれ! 信者の捕獲で喰う……じゃなくて捕獲しちゃいましょう!

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ふふふ、どの子にしーよーうーかーなー?

自分の陣営の怪物か、もしくは旧支配者を配置することによって、対象のカルト信者を捕獲可能となります。
捕獲されたカルト信者は、通常の死亡や消滅とは違い、捕獲した側の陣営カード上に配置されます。

ただし、ここで気をつけないといけないのが、もしも捕獲される側の陣営がエリア内に怪物や旧支配者を配置していた場合は、捕獲できないことがあるということです。

本作では、『カルト信者 < 怪物 < 旧支配者』という強さの序列が存在しているので、相手側に怪物がいた場合、旧支配者クラスを連れてこないと捕獲できないし、旧支配者なんていたら最初から実行不可能なのですよ。

また、この処理に戦闘能力などは必要ないので、低コストで呼べる戦闘力0の怪物でもカルト信者を捕まえるなんて事も可能です。

もしも複数の陣営のカルト信者がいた場合は、捕獲される側のプレイヤーがどのカルト信者を選択するか決めます。この時、次元扉の上に配置していたカルト信者が捕獲された場合、そのエリアの支配権は失われ、次にその次元扉に入ったカルト信者の陣営に支配権が移るので、行動順番なんかもしっかりと考えた上で捕獲するといいのですよ。

……まあ、これがアクション・フェイスにおける7つのアクションですね。

この他にも魔力を消費しない「次元扉を支配する&放棄する」や特定の条件を満たすことで発生する「呪文書獲得アクション」、その呪文書を全て保有することで発動できる「非アクション攻撃」、アクション・フェイスとは別に発動できる「特殊能力」など、戦略の幅を拡げてくれる様々な要素がちりばめられているのですよ。

基本的にアクションは一人一手番ですので、全員が魔力を全て消費するまでぐるぐると回り続けます。
刻一刻と状況が変わっていくので、相手の動きや思考パターン、そして操るユニットの特製なんかを考えながらなので、結構考えることがありますし、魔力を全て使い尽くしても、他の人の行動に対してアクションを起こすことができるのもあるので、最後まで油断ならないのですよ。

■2)魔力招集フェイズ

全員がアクション・フェイスで魔力を使い果たしたら、この魔力招集フェイズに突入となります。
このフェイズでは、消耗した魔力を回復する訳ですけど、以下の条件を達成してるたびに魔力が回復していきます。

1 マップ上のカルト信者1体配置につき魔力1を獲得。
2 マップ上の支配している次元扉1つにつき魔力2を獲得。
3 マップ上の中立の次元扉1つにつき、全員に魔力1を獲得。
4 捕獲したカルト信者の人数だけの魔力を獲得。ただし、捕獲したカルト信者は回復処理後、相手側に返却となります。
5 魔力召集フェイズで効果のある特殊能力や呪文書があれば、その分だけ回復。

1回で10~20くらい回復するので、魔力トラックの枠である20を超えることがありますけど、このゲームは魔力の上限が存在しないのでメモとかを取って記録するといいのですよ。

そして全員の回復処理が完了したら、最小魔力ルールを適用します。
これは救済措置みたいなもので、一番魔力の多い人の半分より少ない魔力を持っている陣営は、半分まで回復していいという処理なのですよ。

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特にアクション・フェイスでフルボッコにされると、回復量が激減しますからね。
これの救済がないと、思いっきり差が開いちゃう恐れがあるので助かるのです(汗)

■3)プレイ順決定フェイズ

回復処理が終わったら、次の第1プレイヤーを決定しましょう。
スタート時は、緑の大いなるクトゥルフを保有していたプレイヤーからスタートとなりましたけど、ここからは、最も獲得した魔力の多いプレイヤーがスタートプレイヤーなのです。

もしも同数の方が複数いた場合は、前任者が自身も含めて1名を指名して決定します。
新たにスタートプレイヤーとなった方は、時計回りか反時計回りかを選択し、その結果が次のアクション・フェイスでの順番となります。

■4)破滅フェイズ

次に行うのが、勝利条件の一つである破滅点を上げるフェイズです。
ここでは、自分の支配下にある次元扉の数だけ、破滅マーカーを破滅トラック上で進めます。
魔力回復時の時みたく中立は得点になりませんので、純粋に自分の支配している次元扉だけがポイントとなるのでご注意ください。

この処理が終わったら、第1プレイヤーが順番に終焉の儀式を行うかどうか選択をします。
この終焉の儀式は、このタイミングで1回ずつしか実行できないのでよくよく考えて選択しましょう。

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進むべきか、それともまだ待つべきか……。

終焉の儀式の流れは以下の通り。

1.儀式トラックの儀式マーカーの位置と同じだけの魔力(5~10)を消費する。
2.儀式マーカーを1つ右のマスへと動かす。
3.自分が支配する次元扉と、同数だけ破滅マーカー前進させる。
4.マップ上にある自分の陣営の旧支配者の数だけ、古の印トロフィ1トークンを獲得する。

この終焉の儀式というのは、魔力を一定量消費することでもう一度破滅点とボーナス点である古の印が一つもらえるのですよ。
ただし、ここで注意しないといけないのが、もしも終焉の儀式を実行して「満願」のマスに移動してしまったら、その破滅フェイズ終了と同時に、ゲームも終了となってしまうという点ですね。
いつ終わらせるのか? 相手と自分の破滅点をよくよく確認しながらやらないと、痛い目にあってしまうのですよ。

またこのタイミングで発生する呪文書や特殊能力もあるので、自分の陣営の能力をしっかりと把握することが、勝利への近道となるのですよ。

こうして破滅フェイズの処理が終了したら、またアクション・フェイスに戻って全員でイアイアと戦いを進めることになるのですよ。

■ゲーム終了と、勝利条件。

儀式マーカーが「満願」に到達する、もしくは誰かの破滅マーカーが30点まで進んだら、最後の一人まで終焉の儀式を終えてゲーム終了となります。
破滅点にくわえ、全プレイヤーは獲得した古の印トロフィートークンの数字分だけ加点した結果、一番破滅点の高かったプレイヤーがこのゲームの勝者となります!

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地味に得点の稼げる古の印トロフィートークン

ただし、ここで注意しないといけないのが、いくら破滅点が高くても、呪文書を6冊揃えていないといけないという点!

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そう、呪文書が揃っていないと勝敗レースのスタートにすら立てないのですよ! なので、実際に私はクトゥルフ様と一緒に指をくわえて観ている状態でした(涙)

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ちなみに全員が魔術書を保有してないとか、勝利条件を満たせなかった場合。
プレイヤーたちは人類に敗北したとなり、全員ゲームオーバーという容赦ない結果が待っているのですよ。まあ、人類にとってはハッピーエンドなんですが(苦笑)

■総評

でかいパッケージに、でっかいフィギュアと子供心をくすぐる一方で、ゲームとしてもかなり面白いデキだったなーっと思います。
最初は旧支配者同士が様々な知謀を巡らせる緻密な戦略ゲームかと思ったのですが、実際にやってみると地球規模で行われる乱闘怪獣バトルでしたね(笑)

もちろん、勝つ為には色々と戦略を練らないと勝てないんですけど、最初はやっぱりクトゥルフ様が出現したらどったんばったん大暴れして、旧支配者の貫禄を見せつけるかと思いきや、ばったばた倒されては起き上がるまるでボクサー状態になるなんて思わなかったのですよ……まあ、私のダイス目が悪かったのが全ての元凶なんですがががが(汗)

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後半でひたすら負け続けるクトゥルフ様。でも負けても、コストが安いからほいほい遊びに来るのですよ(笑)

今回ひたすら暴れ回る感じのゲーム展開だったのも、テクニカル系であるハスター側が不参加だったのも大きいかもしれませんね。4人以上になると世界もさらに細かくなるみたいですし、またひと味違ったゲーム展開になりそう!

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いつもご紹介しているボードゲームと比べても、サイズもお値段もビックサイズなので、なかなか手を出しにくい一品ではあると思いますが、ご興味のある方はぜひぜひ遊んでみてくださいませなのですー!

 

ライター紹介

三家原優人(みけはら ゆうと)
ゲーム制作チーム「Team・Birth-tale」所属。
ゲームシナリオライターだけでなく、映画会社にて長編映画の脚本や出演など多岐に渡って活動中。
趣味はガジェット集め。国内・国外問わずの気になるガジェットを集めては愛でる日々。
実は某公国の爵位を持っていたりする。

代表作
歴史シミュレーションゲーム「三極姫」シリーズ。
恋愛アドベンチャーゲーム「はち恋」。
長編ホラー映画「腐女子」。
その他多数。