ボードゲームレビュー第1回「ロンド」

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「ロンド」
 発売元:シュミット出版/日本語翻訳:メビウスゲームズ
 店頭販売価格 4,800円
 2013年ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト作品
 対象年齢  8歳以上 
 プレイ人数 2~4人
 プレイ時間 約30分


 

 皆様、初めまして。
 綺月と申します。
「これは面白くて、お勧め」 というゲームの紹介を、キウ イゲームズ様のブログに書かせ て頂く事になりました。
 アナログゲームとは不思議なもので、勝っても負けても皆とワイワイやるのが楽しい。
 なのに「うまい」「すごい」という感動が味わえる、本当にステキな遊びです。
 皆様が面白いゲームとめぐり会うお手伝いをさせて頂ければ幸いです。
 宜しくお願いしますね!

 さて今回ご紹介するのは「ロンド」というボードゲームです。

 

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「ロンド」は、幾何学的で神秘的なデザインが魅力的。
 異国情緒を感じさせる迷路を進み、コイン型のコマを使って最高点を取った人が勝者です。
 しかしこの色鮮やかな数字の迷宮、一筋縄ではありません。
 他の人がどのマスを狙って、迷路を進んでいくか。
 高得点を稼ぐために、どの色のコマを貯め、いつ置くか。
 高得点マスを巡って、速さや妨害を競う楽しさに加えて、移動手段であり点数の元でもあるコマの使い方を考えて、うまくいった時が爽快なゲームなのです。
 手番の行動は少なく集中して考えられますので、手軽にさくさく遊べるのも魅力ですね!

 まずプレイヤーは2枚のコマを、ランダムに入手します。

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 入手したコマは、各自が専用のホルダーに入れまして。
 持ってる枚数は他の人に知られるのですが、そのコマが何色なのか分からない仕組みです。
 これがゲームを有利に進めるための、ヒントになります。
 そして毎ターン、自分の手番で2つの行動のいずれかを選ぶのです。
 新たなコマを2枚、コマ入れから取って入手するか。
 手持ちのコマを迷路に置いて点数を稼いだ後、コマ入れからコマを一枚入手するか。
 点数を稼ぐには、マス目状の床にコマを置きます。
 そのマスの数字と同じ色のコインを置けば、点数獲得です。
 またコマを裏返しにすれば、点数を稼げませんが、どの色のマスに置いても構いません。
 こうして中央のスタートマスから一方通行で、コマが順に繋 がるように置いていくのです。

 

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 自分が置いたコマでなく、他の人が置いたコマの先に置いて いっても大丈夫。
 スタートマスや分れ道から、別方向に置いて行っても構いま せん。
 さて、マスに書かれた数字の意味も重要です。
 なぜならコマを置いた時に獲得できる、点数の倍数だから。
 1なら1倍、5なら5倍。
 そう。
 手持ちのコマは、一度に何枚でも置いて良いのです。
 手持ちの上限は5枚、例えば5枚全て赤色で、赤色の「5」のマスに置けば25点!
 逆に「1」と書かれたマスに5枚置いても、5点なので。
 自分と他の人のコマの置き方、迷路の進み方を読み合い、上手く出し抜きましょう!

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 この「ロンド」は綺月のツボにハマってしまい、ほめてばかりの記事になりました。
 読み合いと駆け引きがあり、うまい手の達成感もたっぷり。
 最後まで大逆転があり得る、絶妙なゲームバランス。
 さらにこのゲームのボード、初級と上級の二種類の迷路が、表裏に描いてあるんです!
 みんなで手軽に遊べて、なのに末永く楽しめそうなゲーム。
 「ロンド」の楽しさが皆 様に伝われば幸いです。
 それでは皆様。
 次回まで、素敵なゲームと楽しい時間をお過ごし下さい。

 

ライター紹介

 綺月鏡水(きづき きょうすい)
 ゲーム制作チーム「Team・Birth-tale」代表。
 ゲームシナリオライター・プランナー・シナリオディレクター
 専門学校講師「ゲームシナリオ・ゲーム企画等」
 アナログ、デジタルを問わずゲーム好き。
 メカアクションやファンタジー、戦記物、ラブコメなどのゲームシナリオを主に執筆。

代表作
 歴史シミュレーションゲーム「三極姫」シリーズ。
 恋愛アドベンチャーゲーム「はち恋」。
 対戦立体パズル「コンボる?」
 対戦カードゲーム「ぺあぺあ☆エクスチェンジ!」
 その他、多数。