ボードゲームレビュー第181回「八十日間世界一周」

「八十日間世界一周」
作者:David Parlett
メーカー:ホビージャパン
プレイ人数:2~6人
対象年齢:10才以上
プレイ時間:約45分

 


 

皆様、お久しぶりでございます。何日ぶりでしょうか?
たぶん、八十日ぶりくらいじゃないかなとか適当なことを言ってみます。

まぁ、そんなことは置いておいて、もうすぐ夏!!
夏休みや、お盆休みに旅行へ行こうなんて考えている皆さんにお届けするこちらのゲーム!!(通販風)

八十日間世界一周!!

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実はワタクシ、このゲームの中で八十日間旅行へ行っていたのですよ!!
ですので、皆さんとお会いするのは実はお久しぶりになっているはずなのです!!

ちなみにこのゲーム。

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こちらの「Hase und Igel」というゲームが元になっているらしいです。
『ウサギとハリネズミ』ってゲームらしいです。
まぁ、気になった方は是非とも調べてみてくださいな。
そして気に入った方は『八十日間世界一周』をやりましょう!!(あれ?)

ではでは、そろそろ皆さんもお待ちかねかと思いますし、
世界一周の旅へとレッツゴー!!

まず、中央にゲームボードを置き、その傍に鞄ボードを置きます。

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これが『鞄ボード』。この上にこちらの『£(ポンド)カード』を置きます。

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そしたら、こうなります!!

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こちらが我々が旅をする国々です!!

ボード中央にパスパルトゥカードを置いてください。こちらは後ほど説明いたします。

そして、我々の代わりにそこを進むのはこちらの駒たち。

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『帽子コマ』です。お好きな色を選び、スタート地点においてください。
それと同じ色のマークが入った旅行日誌をお手元に。

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次にこちらの『風聞カード』を3枚受け取ってください。
旅行日誌の右上に置いておきましょう。
貴方には容疑がかかっています……何の容疑なんでしょうかね?(笑)

そして、最後に合計£80分の£カードを受け取りましょう。
(内訳:£30×1、£15×1、£10×2、£5×2、£3×1、£1×2)

あとは重要な、勝利条件!!

一周してゴールすれば勝ち……なのですが。
ゴールするためには条件があります。

・すべての風聞カードを、捨て札にしていること。
・ゴールして£を支払った際の所持額が、£10を切っていること。

このルールがけっこう曲者で、風聞カードは途中うまく処理すればいいでしょう。

ですが所持金!!
これは少ないとゴールできないが、多すぎてもダメ。
しかもゴール目前で、所持金が増えたりしたら大惨事!!
お金は基本、銀行で£10支払うか、移動で消費するものですので、恐ろしいほどのタイムロス。

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ゴール目前に大量にある銀行……商魂たくましいです(笑)。

これで旅の準備は終了!! めでたく世界一周旅行の始まり始まり!!

最初のターンプレイヤーは最近ロンドンに行った人!!
ってそんな人は中々いないと思うので、ジャンケンで決めると良いでしょう。
私がやったときは最近他県に行った人、みたいな感じで決めましたけどね~。

さて、ターンプレイヤーは、前進するか後退するかを選びます。

前進する場合は進みたいマス数に応じて、£をお支払いください。
貴重な旅費なので大事に使ってくださいね?

進むための早見表がこちら!!(旅行日誌)

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左側の黒文字が進む数、右側の黄文字が必要な£。

ここで重要なのは進むマス目が多ければ多いほど、進む数と釣り合わない金額のお金が必要です。
特急券買うみたいなものですね。
ちなみに、他プレイヤーの駒があるところへは移動できません。

後退する場合は、一番近い地名付きのマスへと移動しなければなりません。
そして戻ったマス×£10を貰います(これは強制です)。
もし一番近い地名マスに他プレイヤーの駒があると、この行動はできません。

そして次に各マスの説明を。

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こちらをご覧ください。
順番に説明しますね。

帽子をかぶったオジサンのマス。
パスパルトゥーマスです。
こちらのマスに止まった時、そのプレイヤーが1位の場合、1枚パスパルトゥーカードを引いて適用します。

2位以下の場合は2枚引き、そのうち1枚を適用します。

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こちらは即座に実行します。
そして左上のカードにある時計のマークを実行した場合、捨て札となっているパスパルトゥーカードを山札に戻し、シャッフルします。
つまり、リセットですね。

そして、こちら。

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こちらの人物が描かれているキャラクターカードは、各カードに記されている発動タイミングで使用してください。

パスパルトゥーカードには2回行動できるなんて破格なモノから、所持金をバラ撒かされるなんてものも。
基本的に使用は強制ですので、1位の状態で使うと思わぬ悲劇が……。

このゲームで唯一といっていい、ギャンブル要素です。
このゲームはダイスとかないので、運に頼るならパスパルトゥーカードがオススメです。

次に数字の描かれているマス。
『賭けマス』です。
このマスに止まったタイミングでは、何も起こりません。
次の自分の番の開始時に、そのマスに記されている数字の順位に自分がいた場合、順位×£10を貰うことができます。
1位ですと£10で少ないですが、先頭で独走しているなら安定した£の供給になりますし、最下位なら後ろに誰も来ませんから、確実に大量の£をゲットできます。
私がやっていたときもこのマスへの前進と、地名のあるマスへの移動と繰り返して凄まじい量の£を稼いでいる方がいました。
手札が多すぎて、皆「あいつ、いったい何企んでるんだ!?」って恐怖に染まってましたよ(笑)。
実際、かなり後ろにいたはずなのに、後半は怒濤の逆転劇となりかけましたからね。

さて次のマスですが、コイン(£)の描かれている、コイン(£)マスです。
こちらも、止まった時には何も起こりません。
次のターン、移動する代わりに£10を銀行からもらうか、銀行へ渡すことができます。
渡す必要があるのか? と疑問に思われるかもしれませんが、こちらは後ほど。

次に「Policenews」と書かれたマス。
こちらは『警察マス』となります。
ここに止まった際に、帽子コマをひっくり返してください。
そして次のターンにコマを元に戻し、風聞カードを1枚、捨て札にします。
警察に協力した報酬として、自分の順位×£10を受け取ります。
注意するべきなのはこちらのマス、風聞カードを所持していなければ止まることができません。
ゲーム中に止まれるのか? とちょっとした話題になるくらい重要です。
支払うポンドの調整も考えると、止まれないマスってかなり影響するのです。

マスの説明はこんな感じで終わりです!

と、いうわけで。
『八十日間世界一周』いかがでしたでしょうか?
ここまで、お付き合い頂き、ありがとうございます。

このゲームは運要素が殆どなく、所持金とマスの状況を上手く計算して立ち回るゲームです。
理詰め!! ってほどではございませんが、運要素は少ない方がいい!!
って方には是非ともお勧めしたいゲームです。
パスパルトゥーカードも便利なものが多くありますが、デメリットもありますし一発逆転ってカードも、ほぼありません。
白熱!! 熱狂!! みたいな盛り上がり方はしませんが、しっかりと地に足の付いたプレイが楽しめる、素晴らしいゲームだと思います。

後、コマなども少なく、ルールは簡単で早見表とかで簡単に再確認できる親切設計!!

個人的にルールがシンプルで、先の展開を考えられるゲームは楽しいですね。
遊び方に個性がよく出ますし。

そんなこんなで、私も再び旅に出ようと思います。
またの機会にお会い致しましょう!!

 

ライター紹介

唯白ユウキ(ゆいしろ ゆうき)
ゲームシナリオライターとして活動中
アナログ・デジタル共にゲームは大好き。
一人だとADV系ゲームがお気に入り。
多人数系は終了後に皆で話題にできるものが良いです。