ボードゲームレビュー第188回「ウボンゴ」

「ウボンゴ」

作者:グルゼゴーツ・レヒトマン作
メーカー:ジーピー
プレイ人数:1~4人
対象年齢:8才以上
プレイ時間:約20分

 


ジャンボ!(こんにちわ)、ジナラングニ三家原~♪(三家原です~♪)。

いやー、久しぶりにスワヒリ語で挨拶なのですよー。
前に挨拶した時は第85回の「バオバブ」でしたね。時々ゲームの元になった国やデザイナーさんの出身地の言葉でご挨拶することはありましたけど、もう一度ご挨拶するとは思わなかったのです!

ってなわけで、今回ご紹介するのはスワヒリ語で「脳」を意味する言葉……!

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ジーピー様から発売中の「ウボンゴ」なのですー!

言葉の意味を調べるまでは、てっきり「ユーリカ(見つけた!)」みたいな言葉かと思っていたんですが、まさか「脳」だったなんて……でも、このウボンゴはその名の通り、右脳を滅茶苦茶刺激させられるパズルゲームなのですよ!

最初は2005年にコスモス社様から発売されまして、それから様々なゲーム賞を受賞しまくって、今では17カ国で取り扱いされているんだとか。
そんな発売から12年の時を経た、今年2017年! こうして無事に日本語版が発売されたのです!

さあ、そんなロングセラーを誇る「ウボンゴ」の世界にレッツらゴーなのですー♪

○ゲーム準備

まずは、本作のお題となるパズルボードを36枚用意します。
お題には、パズルタイルを3枚使用する簡単な方と4枚使用する難しい方がありますが、中央の山を作る際にはお題になる方を下にして配置します。

次にゲーム中に使用するパズルタイルを12枚受け取ります。

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これを使って、パズルを完成させるのです。

ないとは思いますけど、うっかり間違って同じタイルを取らないように注意しましょう!
やっちゃうと、一生完成しない問題とか発生しちゃいますからね!(汗)

次に、現在のラウンドトラックマーカーと呼ばれるボードをテーブル中央に配置して、穴の空いている箇所にサファイアと琥珀を9個ずつ配置していきましょうー。

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この計18個の宝石は、ゲームの途中で得点として獲得できると同時に、現在のどこまでラウンドが進んでいるかを示す表にもなってくれるのですよ。

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1ラウンドが終わる毎に減っていく宝石たち。

そして最後に残った宝石は黒い袋に放り込めば準備完了!

○遊び方

プレイヤーはそれぞれパズルボードの1枚表向きにして受け取ったら、ダイスを振って、そのお題にはどのパズルタイルを使用するか決定させます。

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ダイスは「槍と盾」「手」「インパラ」「像」「蛇」「お面」など、どこかアフリカンな雰囲気のマークになっているのです。

さあ、お題も決まったら、砂時計を逆さまにさせてウボンゴタイム開始なのです!
12枚のパズルタイルから、ダイスで決定したものだけを素早く選び出したら、あとはお題にぴったりとハマるように埋めていきます!

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目にも止まらぬ早業!!

パズルタイルは枠からはみ出さなければ、回転や反転させる事もOK!
とにかく隙間無く埋めるように、あーでもないこーでもないと脳みそをコネコネしちゃいましょう♪

そうこうして、制限時間内にお題を完成したら「ウボンゴ!」と元気よく宣言したら、あとは時間が来るまであたふたする他の人たちをニヤニヤと眺めちゃいましょう(まてこら)

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無事制限時間内に完成させたのですよ!

そうこうして砂時計が全部落ちきったら、そのラウンドは終了となります。

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間にあわなかったの図。

無事に制限時間内でお題を完成させた人で一位だった人には、ラウンドトラックボードから青いサファイアと黒袋から一つランダム、二位だった人には琥珀を1つと黒袋から一つランダム、三位以は黒袋からランダムに一つだけ受け取ります。

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ただし、もしも制限時間内に誰も解けなかった場合は、もう一度だけ時計を逆さまにして、そのお題に挑戦する事が可能です!

それでも解けなかった場合は……つ、次にいってみよー!!(まてこら)

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とまあ二回やっても誰も解けなかった場合でもラウンドは終了となるので、サファイアや琥珀が残った場合はそのまま黒い袋の中に放り込まれてしまいます。

こうして、簡単だったり難しかったりするお題を9回……全9ラウンドをプレイしたら、ゲーム終了となります。

○ゲーム終了

9ラウンドが終了したら、さっそく得点計算!
得点はパズルを完成させた際に手に入れたそれぞれの宝石の価値を合計したものになります。

ルビー(赤)=4点、サファイア(青)=3点、エメラルド(緑)=2点、琥珀(茶色)=1点と計算して、合計が最も高いプレイヤーが勝者となります!

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果たして勝者は誰だ!?

○総評

さすがロングセラータイトルというだけあって、面白かったですー!

様々な形の枠にピースをハメていくだけという単純なゲームなのですけど、制限時間と他のプレイヤーと競争するという要素のおかげで思った以上にエキサイティングしちゃった気がしますね。
パズルゲームが好きな人は、是非是非遊んで欲しいのですよ。

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選択ルールとして宝石のランダム要素を無くすやつだったり、一人用ルールがあったりするんですが、ウボンゴで興味深いのは、親戚が沢山いることですね!!

有名どころだと、本家を立体パズル化させた「ウボンゴ3D」!
本家でも結構脳みそコネりましたけど、立体化しちゃったらさらにコネくりまわされそうですし、さらにはタイルが六角形にチェンジした「ウボンゴエクストリームミニ」なんていうのも出ていたり。

その他にも二人専用ウボンゴ「Ubongo:Duel」や、ちょっと変わり種としては、スターウォーズのキャラクターが描かれた「ウボンゴ:スターウォーズ」なんていうのもあるそうな。

……なんかこれからも増えそうな気がしますね(笑)

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ほどよく頭を使いつつも、パーティーゲームのように盛り上がれる「ウボンゴ」!
ご興味のある方は、是非是非一度遊んでみてくださいませなのですー♪

 

ライター紹介

三家原優人(みけはら ゆうと)
ゲーム制作チーム「Team・Birth-tale」所属。
ゲームシナリオライターだけでなく、映画会社にて長編映画の脚本や出演など多岐に渡って活動中。
趣味はガジェット集め。国内・国外問わずの気になるガジェットを集めては愛でる日々。
実は某公国の爵位を持っていたりする。

代表作
歴史シミュレーションゲーム「三極姫」シリーズ。
恋愛アドベンチャーゲーム「はち恋」。
長編ホラー映画「腐女子」。
その他多数。