ボードゲームレビュー第8回「バルバロッサ」

「バルバロッサ」(原題:Barbarossa)
発売元:ニューゲームズオーダー
作者:クラウス・トイバー(代表作:カタンの開拓者たち)
対象年齢:12才以上
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:約60分


 

 皆様、初めまして!
 この度、キウイゲームズ様のブログにてレビューを掲載させて頂きます、遺賭と申します。
 今回紹介させて頂くゲーム、普通とはちょっと変わった物になっています。
 それが、こちらです!

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 「バルバロッサ」 というゲームで、バルバロッサ帝の暇つぶしの謎掛けバトルに招待されたという設定です。
 その謎掛けバトルに使用するのは、粘土!
 いやー、私、アナログゲームは初心者同然なんですが、粘土を使ったゲームがあるなんて。
 他にもあるんでしょうか?あるならぜひ教えてください!

 驚きながらも、ゲームは進行していきます。
 イベントタイルとゲーム盤、ゲーム盤上に『ペグ』と呼ばれる黒い棒を並べ、プレイヤーに駒と呪い石三個を割り振り準備完了!
 大量のメモ用紙も使用しますので、お忘れなく!
 この時、自分の駒はイベントタイルの『?』の位置と、ゲーム盤の『START』に置きましょう。

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 次に、粘土で作るお題を決めます。
 このお題が曲者で……。
 一部抜粋してみましょう。

 『アクアラング』
 『うなぎのかばやき』
 『間欠泉』
 『名古屋城』
 『万里の長城』
 『盲腸』

 ……なんじゃこりゃ~!?
 小さなお饅頭と同じくらいの粘土で作れるの!?
 そんな難しいお題が数多く、選ぶだけで頭を抱える事必至でしょう。
 簡単なお題もありますので、そこはご安心を。
 悩んだ末に私達が作った作品はこちらです。

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 何のお題を選んだか、分かりますか?
 お題を選び、粘土が完成したらゲームスタートです!

 このゲームは、双六と謎当てを足したようなゲームで、最後に一番得点が高かった人が勝者となります。
 サイコロを振って、出た目の数だけイベントタイルを進んでいきます。
 止まったタイルが3と6、竜の絵のタイルは、プレイヤーが一点獲得します。
 ただし、自分以外の全員が。
 このタイルは止まりたくないですね~。

 次に2と5、宝石の絵のタイルは、宝石を一個獲得します。
 ただし、ストックできるのは13個までなので、それ以上になる場合は何も起きません。  宝石とは、初期状態で12個ずつ所持しています。
 効果は、サイコロを振る代わりに、消費した数だけイベントタイルを進む事ができます。
 宝石を上手く使う事で、無双できちゃう……かも?
 しかし、個数に限りはあるので、ご利用は計画的に。

 次に4、ドワーフの絵らしいんですけど、このタイルに止まると、誰かの粘土の何文字目を知る事ができます。
 例えば、
 『赤色プレイヤーさん、右側の作品の一文字目を教えてください』
 といった感じに。
 指定されたプレイヤーは、答えを紙に書いて渡します。
 想像していた答えと合致した場合は答えが確信に変わるのですが、違った場合は……貴方は混乱する事でしょう、断言します。

 最後に1、ハテナマークのタイル。
 このゲームの花形である、謎解きを行えます!
 まずは質問ステップ、誰かの粘土に質問できます。
 例えば、
 『青色プレイヤーさん、それは海の生き物ですか?』
 といった感じで、ずばり正解を当てにいっちゃうのはダメ!
 聞かれた人は、はい、そうかもしれない、どちらともいえない、いいえ、わからないのうちのどれかを口頭で返します。
 更に、いいえの答えが返ってくるまで、プレイヤー全員に質問し放題!
 もちろん、必要ないと思った段階で、打ち切り可能です。
 いいえが返ってくるか、打ち切ったら次のステップへ。
 もう一度質問をするか、誰かの作品の正解を当てるか。
 正解を当てる場合、それを紙に書いて該当プレイヤーに渡します。
 不正解なら何も起きません。
 正解なら、その作品にペグを一本ぶっ刺せます!

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 その作品が無傷だった場合は5点が、そうでなかった場合は3点が追加されます。
 刺されたプレイヤーは、そのペグが何本目かによって点数の増減が変わるのです。

 上手く1と4のタイルに止まれない、宝石も使って無い、そんな貴方に朗報!
 各自に3個ずつ割り振られている呪い石を使う事で、割り込んで1の正解当てか、4の質問を行うことができます。

 これらを繰り返し、ペグが無くなるか、誰かがゴールに辿り着くとゲーム終了で、得点換算します。
 この得点換算がまた曲者。
 ペグが一本も刺さってない作品は、大量失点に繋がってしまいます。
 簡単すぎず、難しすぎずの作品を作らないといけない……。
 想像力がキモになるゲームでした。

 因みに、私達の作った作品の答えは、キウイゲームズ様にお尋ねくださいね♪

 

ライター紹介

遺賭(ゆいと)
 創作チーム「Team・Birth-tale」に所属する紅一点?
 アナログゲームはここ近年で興味を抱き始める。
 きっかけはTRPG「クトゥルフの呼び声」
 ただいまガンスリンガーストラトスにハマり中。

代表作
 恋愛アドベンチャーゲーム「はち恋」
 恋愛アドベンチャーゲーム「ラブスレイブ」等